法人税等と消費税の練習問題8【簿記2級 商業簿記 過去問レベルにチャレンジ!】

法人税等と消費税の練習問題
はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、ひたすらトレーニングしていきましょう!

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問題

中間申告を行い、
 法人税 10,000円
 住民税 3,000円
 事業税 2,000円
を小切手を振り出して中間納付しました。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
仮払法人税等15,000当座預金15,000

決算につき、当期の法人税・住民税及び事業税の合計が20,000円と確定しました。
この取引について、仕訳を考えてみましょう。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額

解答・解説

問題

中間申告を行い、
 法人税 10,000円
 住民税 3,000円
 事業税 2,000円
を小切手を振り出して中間納付しました。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
仮払法人税等15,000当座預金15,000

決算につき、当期の法人税・住民税及び事業税の合計が20,000円と確定しました。
この取引について、仕訳を考えてみましょう。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額

▼  ▼ ▼

解答・解説

決算によって、当期の法人税等が確定したときには、費用の勘定科目である「法人税、住民税及び事業税」を使用します。

資産の勘定科目である「仮払法人税等」を減らし、確定した金額との差額を負債の勘定科目である「未払法人税等」で処理します。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
法人税、住民税及び事業税20,000仮払法人税等
未払法人税等
15,000
5,000

10,000円 + 3,000円 + 2,000円 = 15,000円
20,000円 – 15,000円 = 5,000円

「法人税、住民税及び事業税」は、費用の勘定科目です。
今回は、これらが増えているので、左側(借方)に記入します。

損益計算書(P/L)

費用の項目が増えたときは、ホームポジションである「借方」・減ったときは反対の「貸方」に記入しましょう。

「仮払法人税等」は、資産の勘定科目です。
今回は、仮払法人税等が減っているので、右側(貸方)に記入します。

貸借対照表(B/S)

資産の項目が増えたときは、ホームポジションである「借方」・減ったときは反対の「貸方」に記入しましょう。

「未払法人税等」は、負債の勘定科目です。
今回は、未払法人税等が増えているので、右側(貸方)に記入します。

貸借対照表(B/S)

負債の項目が増えたときは、ホームポジションである「貸方」・減ったときは反対の「借方」に記入しましょう。

次の問題

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最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

日商簿記2級に合格するためには、問題を解くことで理解を深めることが不可欠です。
理論を学んで終わりにせず、実際に問題を解くことで初めて実力に繋がっていきます。
さまざまなタイプの問題に挑戦することで、試験本番での対応力が養っていきましょう。

最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し解くことで慣れていくので、大丈夫です。
問題に取り組み、間違えた部分をしっかり振り返るようにしてみてください。
自分のペースで続けることが大切なので、焦らず一歩一歩進んでいきましょう。

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