法人税等と消費税の練習問題17【簿記2級 商業簿記 過去問レベルにチャレンジ!】

法人税等と消費税の練習問題
はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、ひたすらトレーニングしていきましょう!

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問題

次の条件下での課税所得の金額を計算してみましょう。

① 損益計算書の税引前当期純利益は、10,000円だった。
② 会計上、利益計上した金額のうち、200円は税法上益金不算入である。

解答・解説

問題

次の条件下での課税所得の金額を計算してみましょう。

① 損益計算書の税引前当期純利益は、10,000円だった。
② 会計上、利益計上した金額のうち、200円は税法上益金不算入である。

▼  ▼ ▼

解答・解説

益金不算入の金額を税引前当期純利益から引いたものが、「課税所得」です。

9,800円

税引前当期純利益 10,000円 – 益金不算入額200円
= 9,800円

会計上は費用として計上していたが、税法上は損金にならないことを「損金不算入」といいます。
逆に、会計上は費用としていなかったが、税法上は損金になるものが「損金算入」です。

税法上の利益である「課税所得」を算出するときに、損金不算入の金額を税引前当期純利益にプラスし、損金算入の金額を税引前当期純利益からマイナスします。

また、会計上は収益として計上していたが、税法上は益金にならないことを「益金不算入」といいます。
逆に、会計上は収益としていなかったが、税法上は益金になるものが「益金参入」です。

税法上の利益である「課税所得」を算出するときに、益金不算入の金額を税引前当期純利益からマイナスし、益金参入の金額を税引前当期純利益にプラスします。

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最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

日商簿記2級に合格するためには、問題を解くことで理解を深めることが不可欠です。
理論を学んで終わりにせず、実際に問題を解くことで初めて実力に繋がっていきます。
さまざまなタイプの問題に挑戦することで、試験本番での対応力が養っていきましょう。

最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し解くことで慣れていくので、大丈夫です。
問題に取り組み、間違えた部分をしっかり振り返るようにしてみてください。
自分のペースで続けることが大切なので、焦らず一歩一歩進んでいきましょう。

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