商品売買等の練習問題9【簿記2級 商業簿記 過去問レベルにチャレンジ!】

商品売買等の練習問題
はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、ひたすらトレーニングしていきましょう!

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問題

決算日を迎え、期首商品棚卸高は1,000円・期末商品棚卸高は1,500円でした。
この取引について、① 三分法・② 売上原価対立法の2パターンの仕訳を考えてみましょう。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額

解答・解説

問題

決算日を迎え、期首商品棚卸高は1,000円・期末商品棚卸高は1,500円でした。
この取引について、① 三分法・② 売上原価対立法の2パターンの仕訳を考えてみましょう。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額

▼  ▼ ▼

解答・解説

① 三分法での仕訳

三分法では、商品を仕入れたときに、原価で費用の勘定科目である「仕入」を使って処理し、商品を売り上げたときには、売価で収益の勘定科目である「売上」を使って処理します。

また、決算時において、期首商品棚卸高を資産の勘定科目である「繰越商品」から費用の勘定科目である「仕入」に振り替えるととこに、期末商品棚卸残高を「仕入」から「繰越商品」に振り替えます。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
仕入
繰越商品
1,000
1,500
繰越商品
仕入
1,000
1,500

「仕入」は、費用の勘定科目です。
今回は、仕入が増えているので、左側(借方)に記入します。

損益計算書(P/L)

費用の項目が増えたときは、ホームポジションである「借方」・減ったときは反対の「貸方」に記入しましょう。

「繰越商品」は、資産の勘定科目です。
今回は、繰越商品が減っているので、右側(貸方)に記入します。

貸借対照表(B/S)

資産の項目が増えたときは、ホームポジションである「借方」・減ったときは反対の「貸方」に記入しましょう。

「繰越商品」は、資産の勘定科目です。
今回は、繰越商品が増えているので、左側(借方)に記入します。

貸借対照表(B/S)

資産の項目が増えたときは、ホームポジションである「借方」・減ったときは反対の「貸方」に記入しましょう。

「仕入」は、費用の勘定科目です。
今回は、仕入が減っているので、右側(貸方)に記入します。

損益計算書(P/L)

費用の項目が増えたときは、ホームポジションである「借方」・減ったときは反対の「貸方に記入しましょう。

② 売上原価対立法での仕訳

売上原価対立法では、商品を仕入れたときに、原価で資産の勘定科目である「商品」の増加として処理します。

また、商品を売り上げたときには、売価で収益の勘定科目である「売上」を計上するとともに、その商品の原価を「商品」から費用の勘定科目である「売上原価」に振り替えます。

決算時における処理は、ありません。

仕訳なし

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最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

日商簿記2級に合格するためには、問題を解くことで理解を深めることが不可欠です。
理論を学んで終わりにせず、実際に問題を解くことで初めて実力に繋がっていきます。
さまざまなタイプの問題に挑戦することで、試験本番での対応力が養っていきましょう。

最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し解くことで慣れていくので、大丈夫です。
問題に取り組み、間違えた部分をしっかり振り返るようにしてみてください。
自分のペースで続けることが大切なので、焦らず一歩一歩進んでいきましょう。

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