手形と電子記録債権・債務の練習問題24【簿記2級 商業簿記 過去問レベルにチャレンジ!】

手形と電子記録債権・債務の練習問題
はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、ひたすらトレーニングしていきましょう!

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問題

A株式会社は、B株式会社に裏書譲渡した約束手形6,000円について、支払人のC株式会社が支払を拒絶したため、B株式会社に償還請求費用100円とともに償還請求されました。
これを延滞利息50円とともに、小切手を振り出して支払いました。
この取引について、仕訳を考えてみましょう。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額

解答・解説

問題

A株式会社は、B株式会社に裏書譲渡した約束手形6,000円について、支払人のC株式会社が支払を拒絶したため、B株式会社に償還請求費用100円とともに償還請求されました。
これを延滞利息50円とともに、小切手を振り出して支払いました。
この取引について、仕訳を考えてみましょう。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額

▼  ▼ ▼

解答・解説

手形の満期日に手形代金が決済されないことを「手形の不渡り」といいます。

所有する手形が不渡りになった場合、手形を振り出した会社に対して、改めて代金を支払うように請求できます。
資産の勘定科目である「不渡手形」で処理するのですが、この不渡手形の金額には、手形代金のほか不渡りに関する諸費用も含めます。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
不渡手形6,150当座預金6,150

6,000円 + 100円 + 50円 = 6,150円

「不渡手形」は、資産の勘定科目です。
今回は、不渡手形が増えているので、左側(借方)に記入します。

貸借対照表(B/S)

資産の項目が増えたときは、ホームポジションである「借方」・減ったときは反対の「貸方」に記入しましょう。

「当座預金」は、資産の勘定科目です。
今回は、当座預金が減っているので、右側(貸方)に記入します。

貸借対照表(B/S)

資産の項目が増えたときは、ホームポジションである「借方」・減ったときは反対の「貸方」に記入しましょう。

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最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

日商簿記2級に合格するためには、問題を解くことで理解を深めることが不可欠です。
理論を学んで終わりにせず、実際に問題を解くことで初めて実力に繋がっていきます。
さまざまなタイプの問題に挑戦することで、試験本番での対応力が養っていきましょう。

最初は難しく感じるかもしれませんが、繰り返し解くことで慣れていくので、大丈夫です。
問題に取り組み、間違えた部分をしっかり振り返るようにしてみてください。
自分のペースで続けることが大切なので、焦らず一歩一歩進んでいきましょう。

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