帳簿への記入の練習問題30【簿記3級 過去問レベルにチャレンジ!】

簿記3級 帳簿への記入の練習問題
はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、問題で慣れていきましょう!

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問題

以下の受取手形記入帳にもとづいて、
 5月1日
 6月1日
 7月31日
の各日付の仕訳を考えてみましょう。

60.受取手形記入帳_3

解答

以下の受取手形記入帳にもとづいて、
 5月1日
 6月1日
 7月31日
の各日付の仕訳を考えてみましょう。

60.受取手形記入帳_3

【5月1日】

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
受取手形900売上900

【6月1日】

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
受取手形1,000売掛金1,000

【7月31日】

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
当座預金900受取手形900

解説

受取手形記入帳の摘要欄に受取手形が増加した原因が、てん末欄に受取手形が減少した原因が記入されています。

5月1日

60.受取手形記入帳_3

摘要欄に「売上」とありますね。
商品を売り上げたときに、約束手形を受け取ったことがわかります。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
受取手形900売上900

6月1日

60.受取手形記入帳_3

摘要欄に「売掛金」とありますね。
売掛金の回収として、約束手形を受け取ったことがわかります。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
受取手形1,000売掛金1,000

7月31日

60.受取手形記入帳_3

てん末欄に「当座預金口座に入金」とありますね。
受取手形が決済されて、当座預金口座に入金されたことがわかります。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
当座預金1,000受取手形1,000

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仕訳を考えるときの手順

STEP
どの勘定科目が該当するのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、登場する勘定科目は、

  • 買掛金
  • 現金

の2つです。

STEP
その勘定科目は、何に分類されるか?

それぞれの勘定科目が

  • 資産
  • 負債
  • 資本(純資産)
  • 費用
  • 収益

のいずれに該当するかを考えてみましょう。

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

に登場する

  • 買掛金
  • 現金

の2つの勘定科目は、それぞれ

  • 買掛金 → 負債
  • 現金 → 資産

に該当します。

STEP
その勘定科目が増えているのか?減っているのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、将来支払う義務であった「買掛金」が減っていますね。
買掛金は負債の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「貸方(右側)」に・減っている場合はホームポジションと反対の「借方(左側)」に記入します。

負債が増えたとき
負債が減ったとき

また、仮払金を支払うにあたり、「現金」が減っていますね。
現金は資産の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「借方(左側)」に・減っている場合はホームポジションとは反対の「貸方(右側)」に記入します。

最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

まだ、自信がないかも…という方も、1歩ずつ進んでいくことが大切です。
実力は、必ずしも「わかる→できる」のようなキレイな伸び方をするとは限りません。
なんとなく解けるようになってからの方が知識を整理しやすい場合もあるので、「慣れて、苦手意識をなくしていく」ように意識していってください。

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