訂正仕訳の練習問題2【簿記3級 過去問レベルにチャレンジ!】

簿記3級 訂正仕訳の練習問題
はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、問題で慣れていきましょう!

目次

前の問題

あわせて読みたい
訂正仕訳の練習問題1【簿記3級 過去問レベルにチャレンジ!】 サクサクと解けるようになるまで、問題で慣れていきましょう! 問題 売掛金100円を現金で回収した際に、誤って貸方を売上と仕訳していました。これを訂正します。この取...

問題

支払手形200円を当座預金で支払った際に、誤って貸借を逆に仕訳していました。
これを訂正します。

この取引について、仕訳を考えてみましょう。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額

解答

支払手形200円を当座預金で支払った際に、誤って貸借を逆に仕訳していました。
これを訂正します。

この取引について、仕訳を考えてみましょう。

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
支払手形400当座預金400

解説

誤った仕訳を訂正するための仕訳を「訂正仕訳」といいます。

正しい仕訳誤った仕訳の逆仕訳を足すことで、訂正仕訳ができあがります。

① 正しい仕訳

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
支払手形200当座預金200

② 誤った仕訳

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
当座預金200支払手形200

③ ②の逆仕訳

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
支払手形200当座預金200

① + ③ 訂正仕訳

借方貸方
勘定科目金額勘定科目金額
支払手形400当座預金400

次の問題

あわせて読みたい
訂正仕訳の練習問題3【簿記3級 過去問レベルにチャレンジ!】 サクサクと解けるようになるまで、問題で慣れていきましょう! 前の問題 https://www.bokigaku.net/3-teisei2/ 問題 売掛金300円を現金で回収した際に、誤って貸方を売...

練習問題一覧

あわせて読みたい
【日商簿記3級】過去問を分析して作った、独学合格するための無料問題集 簿記3級に独学でチャレンジする方のための無料問題集です。 簿記初心者でも大丈夫!過去問を分析した無料練習問題 このページでは、独学での合格をサポートするために、...

仕訳を考えるときの手順

STEP
どの勘定科目が該当するのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、登場する勘定科目は、

  • 買掛金
  • 現金

の2つです。

STEP
その勘定科目は、何に分類されるか?

それぞれの勘定科目が

  • 資産
  • 負債
  • 資本(純資産)
  • 費用
  • 収益

のいずれに該当するかを考えてみましょう。

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

に登場する

  • 買掛金
  • 現金

の2つの勘定科目は、それぞれ

  • 買掛金 → 負債
  • 現金 → 資産

に該当します。

STEP
その勘定科目が増えているのか?減っているのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、将来支払う義務であった「買掛金」が減っていますね。
買掛金は負債の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「貸方(右側)」に・減っている場合はホームポジションと反対の「借方(左側)」に記入します。

負債が増えたとき
負債が減ったとき

また、仮払金を支払うにあたり、「現金」が減っていますね。
現金は資産の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「借方(左側)」に・減っている場合はホームポジションとは反対の「貸方(右側)」に記入します。

最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

まだ、自信がないかも…という方も、1歩ずつ進んでいくことが大切です。
実力は、必ずしも「わかる→できる」のようなキレイな伸び方をするとは限りません。
なんとなく解けるようになってからの方が知識を整理しやすい場合もあるので、「慣れて、苦手意識をなくしていく」ように意識していってください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次