
サクサクと解けるようになるまで、問題で慣れていきましょう!
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問題
給料日につき、従業員の給料5,000円から従業員負担分の社会保険料500円を差し引いた残額を現金で支払いました。
この取引について、仕訳を考えてみましょう。
借方 | 貸方 | ||
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
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解答
給料日につき、従業員の給料5,000円から従業員負担分の社会保険料500円を差し引いた残額を現金で支払いました。
この取引について、仕訳を考えてみましょう。
借方 | 貸方 | ||
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
給料 | 5,000 | 社会保険料預り金 現金 | 500 4,500 |
解説
借方
「給料」は、費用の勘定科目です。
今回は、これが増えていますね。
そのため、ホームポジションである借方(左側)に記入します。
費用が増えたとき・減ったとき




費用の勘定科目には、
- 仕入
- 売上原価
- 発送費
- 給料
- 法定福利費
- 広告宣伝費
- 支払手数料
- 旅費交通費
- 貸倒引当金繰入
- 貸倒損失
- 減価償却費
- 通信費
- 法人税、住民税及び事業税
- 消耗品費
- 水道光熱費
- 支払家賃
- 支払地代
- 保険料
- 租税公課
- 修繕費
- 雑費
- 固定資産売却損
- 保管費
- 諸会費
などがあります。
貸方
「社会保険料預り金」は、負債の勘定科目です。
今回は、これが増えていますね。
そのため、ホームポジションである貸方(右側)に記入します。
負債が増えたとき・減ったとき




負債の勘定科目には、
- 支払手形
- 買掛金
- 電子記録債務
- 前受金
- 借入金
- 役員借入金
- 手形借入金
- 当座借越
- 未払金
- 仮受金
- 未払費用
- 前受収益
- 預り金
- 従業員預り金
- 所得税預り金
- 社会保険料預り金
- 未払法人税等
- 未払消費税
- 未払配当金
などがあります。
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練習問題一覧


仕訳を考えるときの手順
買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。
という内容であれば、登場する勘定科目は、
- 買掛金
- 現金
の2つです。
それぞれの勘定科目が
- 資産
- 負債
- 資本(純資産)
- 費用
- 収益
のいずれに該当するかを考えてみましょう。
買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。
に登場する
- 買掛金
- 現金
の2つの勘定科目は、それぞれ
- 買掛金 → 負債
- 現金 → 資産
に該当します。
買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。
という内容であれば、将来支払う義務であった「買掛金」が減っていますね。
買掛金は負債の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「貸方(右側)」に・減っている場合はホームポジションと反対の「借方(左側)」に記入します。




また、仮払金を支払うにあたり、「現金」が減っていますね。
現金は資産の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「借方(左側)」に・減っている場合はホームポジションとは反対の「貸方(右側)」に記入します。
最後に



いかがでしたか…?
楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。
まだ、自信がないかも…という方も、1歩ずつ進んでいくことが大切です。
実力は、必ずしも「わかる→できる」のようなキレイな伸び方をするとは限りません。
なんとなく解けるようになってからの方が知識を整理しやすい場合もあるので、「慣れて、苦手意識をなくしていく」ように意識していってください。