
サクサクと解けるようになるまで、問題で慣れていきましょう!
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問題
金庫を確認したところ、現金の実際有高は800円でしたが、帳簿残高は900円でした。
借方 | 貸方 | ||
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
現金過不足 | 100 | 現金 | 100 |
この現金過不足の原因を調べたところ、40円については、通信費の支払いの記帳漏れであることがわかりました。
借方 | 貸方 | ||
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
通信費 | 40 | 現金過不足 | 40 |
本日は決算日なので、この現金過不足のうち原因不明の60円について雑損または雑益で処理します。
この取引について、三分法での仕訳を考えてみましょう。
借方 | 貸方 | ||
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
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解答
金庫を確認したところ、現金の実際有高は800円でしたが、帳簿残高は900円でした。
借方 | 貸方 | ||
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
現金過不足 | 100 | 現金 | 100 |
この現金過不足の原因を調べたところ、40円については、通信費の支払いの記帳漏れであることがわかりました。
借方 | 貸方 | ||
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
通信費 | 40 | 現金過不足 | 40 |
本日は決算日なので、この現金過不足のうち原因不明の60円について雑損または雑益で処理します。
この取引について、三分法での仕訳を考えてみましょう。
借方 | 貸方 | ||
勘定科目 | 金額 | 勘定科目 | 金額 |
雑損 | 60 | 現金過不足 | 60 |
解説
借方
「雑損」は、費用の勘定科目です。
今回は、これが増えていますね。
そのため、ホームポジションの反対側である借方(左側)に記入します。
費用が増えたとき・減ったとき




費用の勘定科目には、
- 仕入
- 売上原価
- 発送費
- 給料
- 法定福利費
- 広告宣伝費
- 支払手数料
- 旅費交通費
- 貸倒引当金繰入
- 貸倒損失
- 減価償却費
- 通信費
- 法人税、住民税及び事業税
- 消耗品費
- 水道光熱費
- 支払家賃
- 支払地代
- 保険料
- 租税公課
- 修繕費
- 雑費
- 固定資産売却損
- 保管費
- 諸会費
などがあります。
貸方
「現金過不足」は、帳簿残高を実際有高に一致させるときの勘定科目です。
今回は、雑損の増加の相手科目なので、貸方(右側)に記入します。
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練習問題一覧


仕訳を考えるときの手順
買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。
という内容であれば、登場する勘定科目は、
- 買掛金
- 現金
の2つです。
それぞれの勘定科目が
- 資産
- 負債
- 資本(純資産)
- 費用
- 収益
のいずれに該当するかを考えてみましょう。
買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。
に登場する
- 買掛金
- 現金
の2つの勘定科目は、それぞれ
- 買掛金 → 負債
- 現金 → 資産
に該当します。
買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。
という内容であれば、将来支払う義務であった「買掛金」が減っていますね。
買掛金は負債の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「貸方(右側)」に・減っている場合はホームポジションと反対の「借方(左側)」に記入します。




また、仮払金を支払うにあたり、「現金」が減っていますね。
現金は資産の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「借方(左側)」に・減っている場合はホームポジションとは反対の「貸方(右側)」に記入します。
最後に



いかがでしたか…?
楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。
まだ、自信がないかも…という方も、1歩ずつ進んでいくことが大切です。
実力は、必ずしも「わかる→できる」のようなキレイな伸び方をするとは限りません。
なんとなく解けるようになってからの方が知識を整理しやすい場合もあるので、「慣れて、苦手意識をなくしていく」ように意識していってください。