帳簿への記入の練習問題5【簿記3級 過去問レベルにチャレンジ!】

簿記3級 帳簿への記入の練習問題
はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、問題で慣れていきましょう!

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問題

以下の取引を小口現金出納帳に記入しましょう。
あわせて、週末における締め切り及び小口現金の補給に関する記入も行ってください。

なお、当社は定額資金前渡法を採用しており、小口現金として3,000円を受け入れています。
また、小口現金の補充は、小切手で翌週の月曜日に行っています。

5月9日(月)タクシー代700
5月10日(火)コピー用紙代400
5月11日(水)電話代600
5月12日(木)文房具代300
5月13日(金)お茶菓子代250
52.小口現金出納帳_空2

解答

以下の取引を小口現金出納帳に記入しましょう。
あわせて、週末における締め切り及び小口現金の補給に関する記入も行ってください。

なお、当社は定額資金前渡法を採用しており、小口現金として3,000円を受け入れています。
また、小口現金の補充は、小切手で翌週の月曜日に行っています。

5月9日(月)タクシー代700
5月10日(火)コピー用紙代400
5月11日(水)電話代600
5月12日(木)文房具代300
5月13日(金)お茶菓子代250
52.小口現金出納帳_2

解説

小口現金をいつ・何に使ったかは、「小口現金出納帳」に記入します。

今回は、翌週の初めに小口現金を補充する場合なので、週末の残高を「次週繰越」として記入します。

タクシー代

タクシー代は、費用の勘定科目である「旅費交通費」として処理します。

コピー用紙代

コピー用紙代は、費用の勘定科目である「消耗品費」として処理します。

電話代

電話代は、費用の勘定科目である「通信費」として処理します。

文房具代

文房具代は、費用の勘定科目である「消耗品費」として処理します。

お茶菓子代

お茶菓子代は、費用の勘定科目である「雑費」として処理します。

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仕訳を考えるときの手順

STEP
どの勘定科目が該当するのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、登場する勘定科目は、

  • 買掛金
  • 現金

の2つです。

STEP
その勘定科目は、何に分類されるか?

それぞれの勘定科目が

  • 資産
  • 負債
  • 資本(純資産)
  • 費用
  • 収益

のいずれに該当するかを考えてみましょう。

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

に登場する

  • 買掛金
  • 現金

の2つの勘定科目は、それぞれ

  • 買掛金 → 負債
  • 現金 → 資産

に該当します。

STEP
その勘定科目が増えているのか?減っているのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、将来支払う義務であった「買掛金」が減っていますね。
買掛金は負債の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「貸方(右側)」に・減っている場合はホームポジションと反対の「借方(左側)」に記入します。

負債が増えたとき
負債が減ったとき

また、仮払金を支払うにあたり、「現金」が減っていますね。
現金は資産の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「借方(左側)」に・減っている場合はホームポジションとは反対の「貸方(右側)」に記入します。

最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

まだ、自信がないかも…という方も、1歩ずつ進んでいくことが大切です。
実力は、必ずしも「わかる→できる」のようなキレイな伸び方をするとは限りません。
なんとなく解けるようになってからの方が知識を整理しやすい場合もあるので、「慣れて、苦手意識をなくしていく」ように意識していってください。

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