帳簿への記入の練習問題3【簿記3級 過去問レベルにチャレンジ!】

簿記3級 帳簿への記入の練習問題
はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、問題で慣れていきましょう!

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問題

以下の各取引を略式の総勘定元帳に転記しましょう。
その際に、日付と相手科目についても記入してください。

4月8日仕入600買掛金600
4月11日現金
売掛金
500
700
売上1,200
4月18日買掛金450現金450
4月23日現金750売掛金750
帳簿への記入_転記_空

解答

以下の各取引を略式の総勘定元帳に転記しましょう。
その際に、日付と相手科目についても記入してください。

4月8日仕入600買掛金600
4月11日現金
売掛金
500
700
売上1,200
4月18日買掛金450現金450
4月23日現金750売掛金750
帳簿への記入_転記_3

現金

4月8日仕入600買掛金600
4月11日現金
売掛金
500
700
売上1,200
4月18日買掛金450現金450
4月23日現金750売掛金750

売掛金

4月8日仕入600買掛金600
4月11日現金
売掛金
500
700
売上1,200
4月18日買掛金450現金450
4月23日現金750売掛金750

買掛金

4月8日仕入600買掛金600
4月11日現金
売掛金
500
700
売上1,200
4月18日買掛金450現金450
4月23日現金750売掛金750

売上

4月8日仕入600買掛金600
4月11日現金
売掛金
500
700
売上1,200
4月18日買掛金450現金450
4月23日現金750売掛金750

相手科目が複数のときは、あわせて「諸口」と記入します。

仕入

4月8日仕入600買掛金600
4月11日現金
売掛金
500
700
売上1,200
4月18日買掛金450現金450
4月23日現金750売掛金750

解説

取引をするたびに、仕訳を「仕訳帳」に記入していきます。

また、仕訳帳に仕訳をしたら、「総勘定元帳」にも記入していきます。
総勘定元帳は、勘定科目ごとに日付・相手科目・金額を管理する帳簿です。

この仕訳帳→総勘定元帳への記入のことを「転記」といいます。

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仕訳を考えるときの手順

STEP
どの勘定科目が該当するのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、登場する勘定科目は、

  • 買掛金
  • 現金

の2つです。

STEP
その勘定科目は、何に分類されるか?

それぞれの勘定科目が

  • 資産
  • 負債
  • 資本(純資産)
  • 費用
  • 収益

のいずれに該当するかを考えてみましょう。

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

に登場する

  • 買掛金
  • 現金

の2つの勘定科目は、それぞれ

  • 買掛金 → 負債
  • 現金 → 資産

に該当します。

STEP
その勘定科目が増えているのか?減っているのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、将来支払う義務であった「買掛金」が減っていますね。
買掛金は負債の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「貸方(右側)」に・減っている場合はホームポジションと反対の「借方(左側)」に記入します。

負債が増えたとき
負債が減ったとき

また、仮払金を支払うにあたり、「現金」が減っていますね。
現金は資産の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「借方(左側)」に・減っている場合はホームポジションとは反対の「貸方(右側)」に記入します。

最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

まだ、自信がないかも…という方も、1歩ずつ進んでいくことが大切です。
実力は、必ずしも「わかる→できる」のようなキレイな伸び方をするとは限りません。
なんとなく解けるようになってからの方が知識を整理しやすい場合もあるので、「慣れて、苦手意識をなくしていく」ように意識していってください。

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