帳簿への記入の練習問題11【簿記3級 過去問レベルにチャレンジ!】

簿記3級 帳簿への記入の練習問題
はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、問題で慣れていきましょう!

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問題

以下の取引を仕入帳に記入し、締め切りましょう。

7月2日株式会社●●から、次の商品を掛けで仕入れた。
 A商品:20個(@10円)
 B商品:30個(@20円)
7月3日上記商品のうち、A商品10個を返品した。
7月4日株式会社■■から、次の商品を掛けで仕入れた。
 C商品:40個(@30円)
 D商品:50個(@40円)
54.仕入帳_空2

解答

以下の取引を仕入帳に記入し、締め切りましょう。

7月2日株式会社●●から、次の商品を掛けで仕入れた。
 A商品:20個(@10円)
 B商品:30個(@20円)
7月3日上記商品のうち、A商品10個を返品した。
7月4日株式会社■■から、次の商品を掛けで仕入れた。
 C商品:40個(@30円)
 D商品:50個(@40円)
54.仕入帳_2

解説

商品の仕入れに関する明細を記入するのが「仕入帳」です。

摘要には仕入の内容を記入し、複数の商品を仕入れたときには商品ごとの合計額を内訳に記入します。

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仕訳を考えるときの手順

STEP
どの勘定科目が該当するのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、登場する勘定科目は、

  • 買掛金
  • 現金

の2つです。

STEP
その勘定科目は、何に分類されるか?

それぞれの勘定科目が

  • 資産
  • 負債
  • 資本(純資産)
  • 費用
  • 収益

のいずれに該当するかを考えてみましょう。

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

に登場する

  • 買掛金
  • 現金

の2つの勘定科目は、それぞれ

  • 買掛金 → 負債
  • 現金 → 資産

に該当します。

STEP
その勘定科目が増えているのか?減っているのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、将来支払う義務であった「買掛金」が減っていますね。
買掛金は負債の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「貸方(右側)」に・減っている場合はホームポジションと反対の「借方(左側)」に記入します。

負債が増えたとき
負債が減ったとき

また、仮払金を支払うにあたり、「現金」が減っていますね。
現金は資産の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「借方(左側)」に・減っている場合はホームポジションとは反対の「貸方(右側)」に記入します。

最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

まだ、自信がないかも…という方も、1歩ずつ進んでいくことが大切です。
実力は、必ずしも「わかる→できる」のようなキレイな伸び方をするとは限りません。
なんとなく解けるようになってからの方が知識を整理しやすい場合もあるので、「慣れて、苦手意識をなくしていく」ように意識していってください。

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