精算表と財務諸表の練習問題6【簿記3級 過去問レベルにチャレンジ!】

簿記3級 精算表と財務諸表の練習問題
はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、問題で慣れていきましょう!

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問題

以下の決算整理後試算表にもとづいて、損益計算書と貸借対照表を作成しましょう。

72.財務諸表_資料1

解答

以下の決算整理後試算表にもとづいて、損益計算書と貸借対照表を作成しましょう。

72.財務諸表_資料1

72.財務諸表_解答1

解説

損益計算書の作成

損益計算書は、一会計期間の収益と費用から、当期純利益(または当期純損失)を計算したものです。

「売上原価」には仕入の金額を・「売上高」には売上の金額を記入します。

貸借対照表の作成

貸借対照表は、決算日における資産・負債・資本(純資産)の内容と金額をまとめたものです。

「貸倒引当金」は、売掛金から貸倒引当金を差し引いた残額を記入します。
また「減価償却累計額」は、建物や備品から減価償却累計額差し引いた残額を記入します。

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仕訳を考えるときの手順

STEP
どの勘定科目が該当するのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、登場する勘定科目は、

  • 買掛金
  • 現金

の2つです。

STEP
その勘定科目は、何に分類されるか?

それぞれの勘定科目が

  • 資産
  • 負債
  • 資本(純資産)
  • 費用
  • 収益

のいずれに該当するかを考えてみましょう。

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

に登場する

  • 買掛金
  • 現金

の2つの勘定科目は、それぞれ

  • 買掛金 → 負債
  • 現金 → 資産

に該当します。

STEP
その勘定科目が増えているのか?減っているのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、将来支払う義務であった「買掛金」が減っていますね。
買掛金は負債の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「貸方(右側)」に・減っている場合はホームポジションと反対の「借方(左側)」に記入します。

負債が増えたとき
負債が減ったとき

また、仮払金を支払うにあたり、「現金」が減っていますね。
現金は資産の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「借方(左側)」に・減っている場合はホームポジションとは反対の「貸方(右側)」に記入します。

最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

まだ、自信がないかも…という方も、1歩ずつ進んでいくことが大切です。
実力は、必ずしも「わかる→できる」のようなキレイな伸び方をするとは限りません。
なんとなく解けるようになってからの方が知識を整理しやすい場合もあるので、「慣れて、苦手意識をなくしていく」ように意識していってください。

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