材料費の練習問題14【簿記2級 工業簿記 過去問レベルにチャレンジ!】

はりねずみ

サクサクと解けるようになるまで、問題で慣れていきましょう!

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問題

材料の
 月初在庫量は50kg(@40円)
 当月購入量は50kg(@60円)
 当月消費量は80kg
でした。

平均法にて、材料の当月消費額を計算しましょう。
なお、棚卸減耗は生じていません。

解答

材料の
 月初在庫量は50kg(@40円)
 当月購入量は50kg(@60円)
 当月消費量は80kg
でした。

平均法法にて、材料の当月消費額を計算しましょう。
なお、棚卸減耗は生じていません。

4,000円

【月初在庫】
@40円 × 50kg = 2,000円

【当月購入】
@60円 × 50kg = 3,000円

【平均単価】
(2,000円 + 3,000円)÷ (50kg + 50kg)
= 5,000円 ÷ 100kg
= 50円

【当月消費】
@50円 × 80kg = 4,000円

解説

消費単価の決定方法には、先入先出法平均法の2つがあります。

平均法(総平均法)では、一定期間に購入した材料の購入価額の合計を数量の合計で割って平均単価を求め、この平均単価を材料の消費単価とします。

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仕訳を考えるときの手順

STEP
どの勘定科目が該当するのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、登場する勘定科目は、

  • 買掛金
  • 現金

の2つです。

STEP
その勘定科目は、何に分類されるか?

それぞれの勘定科目が

  • 資産
  • 負債
  • 資本(純資産)
  • 費用
  • 収益

のいずれに該当するかを考えてみましょう。

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

に登場する

  • 買掛金
  • 現金

の2つの勘定科目は、それぞれ

  • 買掛金 → 負債
  • 現金 → 資産

に該当します。

STEP
その勘定科目が増えているのか?減っているのか?

買掛金1,000円を現金で支払いました。
この取引の仕訳を考えてみましょう。

という内容であれば、将来支払う義務であった「買掛金」が減っていますね。
買掛金は負債の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「貸方(右側)」に・減っている場合はホームポジションと反対の「借方(左側)」に記入します。

負債が増えたとき
負債が減ったとき

また、仮払金を支払うにあたり、「現金」が減っていますね。
現金は資産の勘定科目なので、増えている場合はホームポジションである「借方(左側)」に・減っている場合はホームポジションとは反対の「貸方(右側)」に記入します。

最後に

はりねずみ

いかがでしたか…?

楽勝だった!という方は、どんどん先の問題に進んでいきましょう。

まだ、自信がないかも…という方も、1歩ずつ進んでいくことが大切です。
実力は、必ずしも「わかる→できる」のようなキレイな伸び方をするとは限りません。
なんとなく解けるようになってからの方が知識を整理しやすい場合もあるので、「慣れて、苦手意識をなくしていく」ように意識していってください。

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